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【初心者向け】無料の動画編集ソフトAviutlの導入・設定・使い方

フリーウェアのWindows用動画編集ソフトAviutl(えーぶいあいゆーてぃる)。ただ初めての方には少々導入や設定が複雑なので,できるだこの記事だけで完結するように適当シンプルに解説しておく。

はじめに

見出し

更新情報

注意点

・全て自己責任でお願い致します。
Windowsのユーザ名やフォルダ名等は基本的にアルファベットで、スペースやハイフンが入っていない方が良い。

何が出来るの?

・ゲームキャプチャしたものを編集して実況動画を作れる
・ビデオカメラの縞々の映像を直せる
・ts抜きしたファイルを圧縮できる
※殆どカット編集などをせず,自動処理で動画形式を変換したり容量を削減するだけの場合はffmpegが向いている。ffmpegについては下記の記事を参考にして欲しい。

用意するもの

・出来ればcorei5〜のCPU(せめてcoreシリーズ〜) ・メモリは8GB〜(せめて4GB〜) ・記憶媒体SSDがおすすめ ・やる気 ・電気

用語解説

用語 解説
Aviutl その名の通り,avi形式の映像ファイルを扱うユーティリティ。本体もプラグインも32bitで作られている。
プラグイン デフォルトでは他の形式に対応していない為、入力プラグインや出力プラグインを入れることでmp4等で書き出したり、Intelのcoreシリーズで使えるハードウェアエンコード:QSV(quick sinc video)を使用出来るようになる。
エンコード データを一定の規則に基づいて変換すること(圧縮とか)。符号化。
デコード エンコードされたデータを元に戻すこと(再生する時とか)。対:エンコード
ハードウェアエンコード エンコードする際に,その処理に特化した物理ICチップ等を用いる方式。QSV等。対:ソフトウェアエンコード
解像度 ドット数。1920x1080とか1280x720とか言うじゃん?
アスペクト比 縦横の比。アナログ放送は4:3だったがデジタル放送(厳密に言うと地デジは1440x1080の4:3の映像を16:9に引き伸ばしている)や最近の一般的な動画は16:9。
ビットレート 単位時間あたりのデータのビット数(量)。映像の場合値が大きいほど鮮明かつ滑らかになるが,ファイルサイズが大きくなる。逆に値が小さいほど荒くブロックノイズやホワイトノイズが出るようになるが,ファイルサイズを削減できる。
フレームレート 一秒あたりのコマ数。30fpsがよく使われ,24fps未満だとカクつく。
コーデック エンコードするソフトウェアのこと。
コンテナ(フォーマット) データの格納方式。入れ物のようなもの。wavとかaviとかMPEG-2 TSとかmp4とか。
インターレース 画素の記録や描画を端から順に行う(プログレッシブ)のではなく,飛び飛びに行うことで低速回線でも素早く(ただしぼんやりした)全体像を伝えられる。テレビ放送や一部のビデオカメラで使われている。デコード時やエンコード時にインターレース解除をしないと,縞々の映像になってしまう。1080iのように表記する(プログレッシブなら1080pとか)
バイナリ PC上のファイルのこと。

ダウンロードとインストー

①管理者権限が必要のないCドライブ直下等にAviutlフォルダと保管用フォルダ、計2つの空フォルダを作成。出来れば日本語やスペースが混ざってない方が良い。
http://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/からaviutl100.zip(Aviutl本体)とexedit92.zip(拡張編集プラグイン)をDLして保管用フォルダに解凍
http://pop.4-bit.jp/?page_id=7929からL-SMASH Works r921(入力プラグイン)をDLして保管用フォルダに解凍
④以下の通りにフォルダに配置

AviUtl
┣Plugins
┃┃(L-SMASH_Works_r921_plugins.zip)
┃┣lwcolor.auc
┃┣lwdumper.auf
┃┣lwinput.aui
┃┗lwmuxer.auf
┃(aviutl100.zip)
┣aviutl.exe
┃(exedit92.zip)
┣exedit.anm
┣exedit.auf
┣exedit.aui
┣exedit.auo
┣exedit.cam
┣exedit.ini
┣exedit.obj
┣exedit.scn
┣exedit.tra
┣exedit.txt
┣lua.txt
┗lu51.dll

http://rigaya34589.blog135.fc2.com/の右サイドバーからx264guiEx 2.xxをDLして保管用フォルダに解凍
⑥x264guiEx 2.xxの.exeを起動後,指示に従いインストール。インストールが完了しましたと出れば成功。どうしても失敗してしまう場合はhttp://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-371.htmlを参考にしてください。

初期設定

①exedit.iniの[extension]セクションを以下のように変更(読み込めるファイルの拡張子を追加,.gifを動画ファイルとして設定)

[extension]
; 拡張子とメディアオブジェクトの種類を関連付けます
.avi=動画ファイル
.avi=音声ファイル
.mpg=動画ファイル
.mpg=音声ファイル
.mp4=動画ファイル
.mp4=音声ファイル
.flv=動画ファイル
.flv=音声ファイル
.dv=動画ファイル
.bmp=画像ファイル
.jpg=画像ファイル
.jpeg=画像ファイル
.png=画像ファイル
; gifを静止画でなく動く映像として入力したい場合は動画ファイルに変える
.gif=動画ファイル
.wav=音声ファイル
.mp3=音声ファイル
.txt=テキスト
; ここから追記
.mpeg=動画ファイル
.mpeg=音声ファイル
.mkv=動画ファイル
.mkv=音声ファイル
.wma=動画ファイル
.wma=音声ファイル
.wmv=動画ファイル
.wmv=音声ファイル
.mov=動画ファイル
.mov=音声ファイル
.ts=動画ファイル
.ts=音声ファイル
.m2ts=動画ファイル
.m2ts=音声ファイル
.m2v=動画ファイル
.m4a=音声ファイル
.flac=音声ファイル

②Aviutl.exeを起動
③ファイル→環境設定→入力プラグインの優先度の設定でL-SMASH Works File Readerを一番下に
④ファイル→環境設定→システムの設定
・最大画像サイズ:4000x2000くらいに設定しておけば,大きな画像をD&Dしても読み込める
・最大フレーム数:30fpsx10666秒(約3時間)=320000フレーム。3時間以上の動画を編集しない場合はデフォルトのままでおk。指定できる範囲は1024~8388607だが大きすぎると重くなる。
・キャッシュフレーム数:メモリにキャッシュするフレーム数。指定できる範囲は3~128ですが推奨は8~32。低スペでなければ32が良い。
・再生ウィンドウの動画再生をメインウィンドウに表示する:便利。
・LargeAddressAwareを有効にする:64bitOSかつメモリが4GB以上ある場合はチェック(Aviutl.exeが使えるメモリを2GBから4GBに増やす)。エラーが出る場合は管理者権限でAviutl.exeを実行する。
編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する:誤爆防止。
関連ウィンドウ同士を移動時にスナップする:便利。
⑤設定→フィルタ順序の設定→ビデオフィルタの設定で1番目にサイズの変更,2番目に拡張編集を移動。

本体編集の使い方

編集用にavi変換する

mp4とかmkvだと編集時にカックカクになってしまうことがある。ちょっとしたカット編集なら構わないがある程度動画編集する場合はavi等に変換してから編集すると良い。
①Aviutlを起動
②ファイル→avi出力 ②メインウィンドウに動画ファイルをD&D

基本

①Aviutlを起動
②メインウィンドウに動画ファイルをD&D
③編集作業(詳しくは後述)
④ファイル→プラグイン出力→拡張x264出力(GUI)Ex
⑤ビデオ圧縮→OK
⑥ファイル名,ファイルの種類(基本的に.mp4で良い)を指定して保存

リサイズする

設定→サイズの変更→お好みに
又は設定→クリッピング&リサイズの設定→お好みに

カット編集する

右2つのボタンで開始点と終了点を選択し,切り出すか削除してカット。

拡張編集の使い方

ショートカットキー

1フレーム進む
1フレーム戻る
Ctrl+Z元に戻す
Ctrl+Aフレームを全選択
Home最初のフレームに戻る
End最後のフレームに進む
[現在フレームを選択開始点にする
]現在フレームを選択終了点にする
PageUpシステムの設定→任意フレーム数移動:Aだけ進める
PageDownシステム→設定の任意フレーム数移動:Aだけ戻る
Space再生/停止
Ctrl+Cコピー
Ctrl+Vペースト
S分割
P中間点

基本

①Aviutlを起動
②設定→拡張編集の設定
③拡張編集タイムラインに動画ファイルをD&D
④編集作業
以降本体編集に同じ

リサイズする

①設定→サイズの変更→求める解像度
②タイムラインの映像をダブルクリックして動画ファイル設定ウィンドウを出す
③拡大率を変更し丁度良く収まるようにサイズを変更
Twitterの推奨

カット編集する

①タイムラインのレイヤー上で右クリ→分割
②要らない部分で右クリ→削除
③ドラッグして繋ぎ合わせる
※ここにショートカットキー一覧を載せておく

テロップを入れる

①タイムライン上で右クリ→メディアオブジェクトの追加→テキスト
②空欄にテキストを入力(?とかはコピペしてください),フォントや色等をお好みに
③XYZ又は本体ウィンドウでドラッグして座標を決める
④サイズと拡大率を使って大きさを変える
※同様に図形等も置くことができる

エフェクトを付ける(対象オブジェクトのみ)

①オブジェクトの設定ダイアログの+をクリック→お好みに

エフェクトを付ける(全オブジェクト)

①タイムライン上で右クリ→メディアオブジェクトの追加→フィルタ効果の追加→お好みに

オブジェクトを動かす

①タイムラインのオブジェクト上で右クリ→中間点の追加
②オブジェクトの設定ダイアログでXをクリックし直線移動等を選択
③座標や中間点の位置,数を変えながら目的の動きに近づける

応用編

インターレース解除

TS抜きした録画ファイルや,ビデオカメラで撮れた映像が縞々だった場合に,どんなハードやソフト,動画投稿サイトでも正しく再生できるようにインターレース解除を行いプログレッシブに変換する必要がある。
フィールドオーダーの詳しい話は長くなるので割愛。
①ファイル→開く→60fps読み込みにチェック ②インターレースな動画を選択して開く
③コマ送りしてみて,ガクガクとロールバックしなければおk。ロールバックする場合は設定→インターレースの解除→2種類のトップフィールドやボトムフィールドのところで逆の方にチェック→①からやり直し
④設定→インターレースの解除→自動を選択
⑤avi出力してから編集するか,mp4等にエンコして終了。

QSVで高速エンコード

エンコードが遅いなと思ったらこれを使うとめちゃめちゃ感動する。ただグラボとか付けてるとちょっと面倒だったりするし,よっぽど設定を凝らないと圧縮率は落ちる。
http://rigaya34589.blog135.fc2.com/blog-entry-704.htmlにてQSVに対応している場合,右サイドバーからQSVEnc + QSVEncCをDLして保管用フォルダに解凍。
②auo_setup.exeを実行(WindowsDefenderが脅威判定してしまう場合があるが,今回使用する所には問題ない),指示に従いインストール。
③ビデオ圧縮の画面で,先行探索付き固定品質(数字が大きいほど低品質低サイズ)がベストだが,CQPやVBRでも構わない。
動く画像ファイルgif形式のほうが都合の良い場合もある。

ffmpeg出力プラグイン

CUIに慣れている人や自動処理等に興味がある方,また普段ffmpegを使っている方にはオススメしたい。私は普段これを使っている。

導入

http://rigaya34589.blog135.fc2.com/の右サイドバーからffmpegOutをDLして保管用フォルダに解凍,auoフォルダの中身をaviutlのpluginsにコピー。
https://ffmpeg.zeranoe.com/builds/からOSのアーキテクチャに合ったShared(DLL版)をDLして保管用フォルダに解凍

オススメのオプション設定

Haswell~のQSVが前提の設定になる。いかに速く,劣化を最小限に,更にソースが汚い場合は補正し,サイズを小さくするか。近々ffmpegについてだけの記事を書くつもり。
ファイル→プラグイン出力→ffmpeg/avconv出力→ビデオ圧縮→コマンド YouTube投稿

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デジタル放送をエンコ(詳しくはhttp://nyanshiba.hatenablog.com/entry/2017/04/24/225916#ffmpegオプションの解説を参照)

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